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現在、私はインプラントをとても魅力的に感じています。
それは他の治療方法と比べて

を実感しているからです。


インプラント治療を行った結果、患者さんのお口の中がダイナミックに変わることがあります。
その場合、単にその人のお口の状態が変わっただけでなく、大げさでなく、
その人の食生活が変わること、
生活が変わること、
楽しみが変わること、
そして人生が変わることだと思っています。
例えば、

など、口の中の変化が大きい場合です。
このようなケースの場合、患者さんは劇的に食生活の変化を起こすようです。
そして食生活の変化だけでなく、社会性、社交性、さらには性格など、
まさに人生の質が大きく向上することが多いようです。
このような場面に遭遇すると、改めて歯科治療は、単に
口の中だけでなく、その人の生活を一変する力があるのだなと実感してしまいます。
「自分の歯でなんでもおいしく食べられる」ということは、生活の質にとても大きく関わっています。
最近の研究では、残っている歯の数が少ない高齢者ほど、医療費がかかっていることが分かっています。
特に、認知症と肺炎は歯の数が少なくなると、顕著にかかりやすくなります。
歯の数が少なくなってしまった場合、歯の代わりになるのは、人工歯根(インプラント)しか歯の数を増やすことができません。
このように噛めることは、単に栄養面だけでなく、全身の健康と深く関連していることがわかってきました。
これから大切なのは、平均寿命が長いことではなく、健康で社交的でおいしい食事ができる、アクティブシニアを目指すことだと思います。
これからは 平均寿命ではなく、健康寿命 を語る時代です。
誰だって、いくつになっても、何でもおいしくバリバリ食べたいし、見た目もきれいな歯でいたいし、入れ歯にはしたくないと思いますよね。
現在、健康意識の高い人たちの間では、アンチエイジング(抗加齢)が話題になっていますが、よくかめる、
何でもおいしく食べられることは、健康を語る上で最も大切なことなのではないでしょうか。


他の治療方法と比べて、短期間でみると、さほど治療効果に差がないけれど、10年後、20年後といった長い時間的スパンで考えると、大きく結果が変わってくる場合があります。
特に歯は、いったん削ってしまうと元に戻ることがないため、削ってしまうと、どんどん歯の寿命が短くなってしまいます。
簡単な詰め物程度なら大きな問題にはなりませんが、歯を大きく削ってかぶせる治療はいけません。
確実にその歯の寿命を短くします。
特に歯の神経をとってかぶせることは、いずれ虫歯の再発や歯根破折のリスクが高くなり、結局、いずれ歯を抜かなければならなくなるということになります。
ブリッジの問題点
また、毎日の診療の中で頻繁に遭遇するのですが、
ブリッジにするために、両隣の健康な歯を削ることになる場合、
私はとても罪悪感にさいなまれます。
本人の希望でやむを得ずブリッジにするわけですが、かぶせた歯は明らかに再度虫歯になりやすく、歯周病のリスクも非常に高くなってしまいます。
確実に歯の寿命は著しく短くなってしまいます。
もちろん再発しないように、できるだけ精密なかぶせものを作ることは当然ですが、自然の自分の歯にはとてもかないません。
歯にとって悪いこと、ひいては、その患者さんの将来にとって明らかに悪いことだと分かっているのに、健康な歯を削ってかぶせるということは非常に心が痛みます。
これが良心的な歯医者の本音です。
インプラント治療を行うようになって、初めてこの罪悪感から解放されました。
ですから、今までは当然のようにブリッジで行っていた治療も、できることならインプラントを選んでもらいたい。それが将来にわたり、あなたのためになると思います。
-ブリッジの土台になった歯の破折リスク-
ブリッジの土台となる歯が、すでに神経をとって、かぶせてある場合もあります。
実は、歯の神経をとってある歯は、非常に歯の根っこが割れやすいのです。
噛む力によって歯根にひびが入ったり、割れてしまうことがあるということです。
実は、歯は神経をとると、歯の中の血管がなくなりますので、
神経をとったその日から歯は乾燥が始まります。
一見何ともないように見えても、歯はその内部で、年々、ひからびていくのです。
木の枝でも、生きているときは腰があってなかなか折れませんが、カラカラに乾いた木の枝は簡単に折れてしまうでしょう。
それと同じことが歯の内部で起きてしまうのです。
さらに、歯の神経をとるために、歯の真ん中に大きな穴を開けていて、もともと歯の厚みが非常に薄くなっている状態です。
さらに悪いことに、差し歯にしているときは、その薄い根っこにクサビ状の金属を差し込んでいることになりますので、
さらに歯の破折のリスクが高まります。
このように歯の神経をとってある歯は、歯根破折を起こしやすいのです。
破折した場合、割れたところを治すことはできませんので歯を抜くしかありません。
実は、このように歯根破折で抜歯する割合はかなり多いのです。
さらに神経をとってある歯をブリッジの土台として使うと、単独の場合よりも力学的に大きな力がかかりますので、より破折のリスクが高まってしまいます。
治療がすべて終わって、虫歯も歯周病もコントロールできていて、何年も良好に経過していたのに、ある日突然、歯にひびが入って、歯を抜かなければならなくなってしまうのです。
どんなにきちんと治療して、十分なお手入れをしていても、かぶせて10年位すると、この歯根破折によって歯を失う人が多くなってきてしまいます。
この点からも、ブリッジにせずインプラントにした場合は、歯根破折のリスクを大きく減らすとができます。

この歯根破折による抜歯は、毎日の診療の中で非常に頻繁に起きているのです。
一生自分の歯でかめるようにと望んだとき、 そうなると、
できるだけ被せない、神経をとらない、入れ歯を入れないということが、とても大切なことになります。
そのため、両隣の歯を削らずにすむインプラントは、とても体に優しい治療といえるでしょう。
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歯が1本抜けている場合、従来の治療法では両側の歯を大きく削り、ブリッジという方法がとられていました。
しかし、インプラントなら抜けた部分のみにインプラントを行うことができるので、他の歯を削る必要がありません。
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たくさんの歯が抜けている場合、従来のブリッジなら、残っている歯だけでかむ力を支えなければなりません。
このかむ力はとても大きなものです。インプラントにすると、本来の歯数のバランスが取れますので、咬合圧(かむ力)による負担が少なくなります。
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奥歯が抜けている場合、従来の方法では、取り外しする入れ歯でしたが、インプラントにすると、取り外さないですむブリッジが入れられますから、しっかりと固定され、安心して食事ができます。
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